お通夜のお灯明
お通夜のお灯明を一晩中つけっぱなしておく理由。
お通夜の夜には、故人の枕もとや祭壇に供えた灯明を一晩中つけておくというしきたりがあります。
親族が交代で起きて、ろうそくの火を見守り、短くなったろうそくを交換するわけです。
このしきたりが生まれたのは、死者の周辺を照らす灯明が消えてしまうと、すかさず魔物が故人にとりついて、成仏できなくなってしまうと信じられていたからです。
そのため、通夜の夜には火を絶やさないように大勢の人間が不寝番をつとめたもので、もし子どもが親の灯明を絶やしたら、そんな親不孝なことはないといわれました。